学校法人穴吹学園(福山市東町2-3-6 理事長穴吹忠嗣)の理事・副校長の福田稔が10月に本を出版しました。
仕事をしながら、社会保険労務士や中小企業診断士、行政書士、宅建などの資格をストレートで合格してきた勉強法を公開しています。

「資格を取りたい、だけど忙しくてなかなか勉強する時間がない。」
そんな悩みを持つ社会人はもとより、大学生、専門学校生にも読んでほしい本。

今までの勉強法に不安のある人、この本から得られるヒントはいっぱいあります。

アメリカの大手証券、リーマンブラザーズの経営破たんで日本の景気も先行きがさらに不透明になった感があります。
景気が不透明な時期は、逆に「資格」の人気が高まるという反比例の動き方をします。

仕事をしながら、勉強して資格を取りたい、そういう自己啓発意欲の高い人にはタイムリーな出版となりました。

「学校を卒業したら勉強も終わりじゃなく、社会人になってからが本当の勉強のはじまり。
『仕事があるから勉強できない』ではなく、『仕事を利用して勉強する』そういう心構えで臨めば、 勉強の習慣化も可能です」というのが 著者、福田稔の持論です。


■出版を目前に控えた福田副校長にお話を伺ってみました。■

Q「ジグソーパズル学習法やリマインド学習法など
ユニークで実践的な内容になっていますが、本の特徴は?」


A「世の中に勉強本と呼ばれる類はたくさんありますが、たとえば、東大卒の弁護士とか、学歴からして凄い。
あんまり凄すぎるとそれだけで多くのビジネスマンは自分にはちょっと無理じゃないのかなぁと 敬遠してしまいます。
その点、私の場合はそれがないし、ごく普通の社会人が仕事と勉強を両立させる、そして勉強を具体的なカタチに変える、その方法をお伝えできていると思います。

資格取得=独立開業とか年収アップとか、すぐにリターンを求める傾向が強いなか、まずは合格を手にすることで、自信を身につけるというメンタル面の効果についても記述している点です。
まずは合格することがどんなにうれしく、人を前向きにさせるか知ってもらいたいと思っています」


Q「現在は専門学校で副校長という要職に就いていらっしゃいますが、
企業が求める人材と学校が果たす役割はどうお考えですか?」


A「大学全入時代と言われる中、 大学に限らず、
専門学校も名前じゃなく、中身が問われる時代になってきていると思います。

私は、学校を卒業してからが本当の勉強だと思っています。
だから、学生時代には学習する習慣を身につけてほしいと思っています。
企業が求めているのも、どこの学校を卒業したという『学歴』ではなく、どんなスキルがあるか、
そしてウチに入っても技術・知識を積極的に学ぼうとする『姿勢』や『意欲』だと思います。
その意味で今回出版する本を読んでいただいて、資格に挑戦する、そしてそれを契機に学習する習慣を身につけてほしいと思っています。」

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著者プロフィール

名前 福田 稔(ふくだ みのる)
1958年岡山県生まれ。
慶応義塾大学卒業後、ジャスコ株式会社に入社。
情報システムやマーケティングなどの業務を経験。
同社を退社後、岡山県・広島県で大手の資格スクールの講師を務め、
現在は学校法人穴吹学園で理事・副校長を務めるかたわら、穴吹教育総合研究所で教材開発や企業研修講師も手がけている。

中小企業診断士、社会保険労務士、行政書士、宅地建物取引主任者、ファイナンシャルプランナーなどの試験にいずれもストレートで合格。
中小企業診断士講座や、資格取得のための勉強法セミナー、再就職のための支援講座などに携わる傍ら、ブログ「行列ができる進学相談所」で、進学や就職、勉強に関するアドバイスを発信しながら、若者の社会人基礎力向上なども支援している。

■BLOG
行列ができる進学相談所
http://sennmon.exblog.jp/

資格試験ストレート合格のための勉強法Blog
http://blog.livedoor.jp/shikengokaku/